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2013/09/04

お片づけの最大の敵は買わなきゃ!っていう勘違い。

片付けのプロの方が言うように、物が少ないと片付けや掃除が楽です。片付けベタでも物が少なければそれなりに片付く。物を探すの楽だし、元に戻すのも楽だし。

必要なものと本当に欲しいものだけ買って、あとは買わなきゃいい。でも、それが難しいんですよね。買うときは“今の私にはこれが必要!” って思って買う事がほとんどだから。で、後から、これ必要なかったよなと気が付く。

なんなの私バカなの?いや、はてなマークはいらないっすよ。間違いなくおばかさんです。



実は、物が増えるメリットよりも、物が増えるデメリットほうが大きいんですよね。
バーゲンに行って、買わなきゃソン!と、自分ではせいいっぱい吟味したつもりで服を買い、買い物袋抱えて家に帰る。

あれ?服をしまうところがないわ。どうしよう?いいや無理に詰めちゃえー。んんん、クローゼット閉まらなくなっちゃった。

と、ごちゃごちゃの部屋がどんどんごちゃごちゃになっていくんですよね。


服以外では、夕暮れ時の心寂しさが敵。こころの隙間をうめるべく ぷらっと雑貨やさんへ。しょーもないものを買って家に帰って、これ、買わなくても良かったかも?とどよーんとした気持ちに。

買いすぎの原因と向き合う。

買ってしまうのはなぜかを考えて、ざっと並べて見ます。

それを買うと、または買わないと?


  1. それを買うと自分が変われる気がする。 あるいは、それがあれば劇的に生活が楽になる気がする。
  2. それがなきゃ生きていけない気がする。 それがないと不幸な気がする。
たとえば食洗機。ママ友さんちに遊びに行くと食洗機がある。帰りに片付けていこうとすると、
「そのままでいいよー。まとめて食洗機で洗っちゃうから」
“なんてこと!ママ友さん達はつぎつぎと食洗機をキッチンにおいて食事の後の自由な時間時間を手にいれているんだわ。私ってなんてかわいそう。”

いやいや。あったら便利だけど、なくてもどうってことないって。食器洗うのに4時間も5時間もかかるわけじゃなし。

 

ぽかーんと空いた心。

特になんの趣味もないし、得意な事もないし。毎日やっている事は子どもをしかりつけながら買い物して、やっつけでご飯作って、やっつけで掃除して。

ぽかーんと空いた心。これ、最大の敵だ。買うとなんとなくその瞬間だけ満たされたような気持ちになる。でも、ほんの一瞬なんだな。

ほんの一瞬のために、財布が軽くなっちゃうってもったいない。家がその分せまくなっちゃうなんてもったいない。

お金は自由の翼。あふれたものは重い足かせ。
翼を広げて飛ぶために、空いた心が今うまらないならとりあえず空けておこう。


幸せは達成感の代名詞かもしれない。

余分なものが増えても幸せになれない。一瞬幸福になったような気がするけどすぐに逆戻り。

幸せは愛、でもあるけれど、相手があってのことだからなかなか思い通りにはならない。
もうひとつ、幸せが感じられるのは何かを成し遂げたとき。これはひとりでできるから、愛に幸せを求めるよりは簡単なはず。

大きなことでなくてもいい、でもぼこしたお皿をきゅっきゅっと音がするほど綺麗に洗えたとか、靴ひものリボン結びを可愛くできたとか、そういう小さい達成感を大切に今より丁寧に生きてみれば、今より幸せになれるわ多分。

“買わなきゃ!” って勘違いしたとき“いや、それ勘違いね♪”って気づく事ができるかも。

なーんてね♪
つらつら思いつくままに書きました。

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